似顔絵ウェルカムボード
ウェディングアイテムリサーチの運営者は似顔絵師でもあり、これまで多くの似顔絵ウェルカムボードを販売してきました。似顔絵ウェルカムボードに関しては、業者の選び方やご注文の際の注意点を業者目線から詳しく掲載していますので、似顔絵ウェルカムボードのご注文を検討されている方はぜひご参照ください。
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似顔絵ウェルカムボードの印画紙サイズとフレーム(額縁)サイズ
注意点は、フレーム(額縁)の種類とマット紙のあり・無しによって、実際の印画サイズが異なることです。
OA用紙のサイズ
制作サイズとして提示される基本サイズはA2、A3、A4またはB3、B4がほとんどかと思いますが、それぞれの用紙サイズは↓のようになります。
A2、B3となればけっこう大きなサイズで、フレーム(額縁)を含めるとかなり大きく見栄えのする似顔絵ウェルカムボードになります。A1、B2ともなれば、ボードというか街中で見る大判ポスターやタペストリーに匹敵するサイズとなります。
フレーム(額縁)を含めたサイズ
次に、額縁+マット紙の似顔絵ウェルカムボードと、マット紙のないフレームの場合のサイズを比較してみます。
①②③は木製フレームとマット紙を組み合わせた場合、④⑤は額縁ではなくアクリルフレームのような紙を挟み込むタイプのフレームです。
①は印画紙サイズではA4になりますが、マット紙を使用することで印刷表示領域(見える範囲)はB4サイズとなり、一回り小さくなります。
同様に、②は印画紙サイズはA3用紙ですが、印刷表示領域はB4になり、③は印画紙サイズはB3用紙、印刷表示領域はA3相当となります。
額縁の種類にもよりますが、額縁のサイズ感と合わせると印画紙サイズベースではB3あたりが大きくて見栄えがするサイズ感(印刷表示領域はA3相当)で、それ以上は『かなり大きい』という印象を見る人に与えます。
逆にマット紙が無いアクリルフレームの場合、A4サイズで制作してもフチなし印刷でいっぱいまで描画されるため、フレームを合わせた場合の存在感は思った以上にあり、インパクトが増す感じであるのも事実です。
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挙式後に飾るところを考える
当日のインパクトも大切ですが、挙式後も新居にウェルカムボードを飾っておきたいと思われる方は多いはず。日常的に飾ることも考えると、大きなウェルカムボードよりもこじんまりした方が良い場合もあります。挙式後の似顔絵ウェルカムボードの居場所も大切な選択肢だと思いますし、サイズダウンは節約にもつながりますので、検討をしてみる価値はあると思います。
マット紙は必要か?
木製フレームでの納品をしている業者のほとんどがマット紙を採用しています。
『印画領域が小さくなるし、額縁に合ったサイズで印刷してくれれば大きくなって見栄えもよくなるのに!』
と思われる方もいるかもしれませんが、木製フレームの場合は結露対策のためにもぜひマット紙ありでの納品をお勧めします。
似顔絵ウェルカムボードに限らず写真作品でも同じことが言えるのですが、マット紙が無い場合は用紙が直接ガラス板(アクリル板)に密着することになります。そうすると用紙が板に張り付いてしまったり、飾っている場所に時間による温度差がある場合は結露による張り付きの心配もあります。
マット紙があると板との密着が無いため、用紙が張り付いたり結露によりにじんだりしてしまうことを防ぐことができるので、ぜひマット紙ありでの納品を選んでください。
また、マット紙の役割は結露だけではありません。マット紙があることにより作品に深みを与えたり上品に見えるほか、色によって作品の印象が大きく変わることもあります。そういった理由もあり、額縁納品の場合にはマット紙を含めての作品の完成度を楽しんではどうかと思います。
似顔絵ウェルカムボードの種類
似顔絵ウェルカムボードは、似顔絵作家の数だけいろいろな種類がありますのでとても紹介しきれません。ただ描き方や制作方法については、パソコンでの制作、パステル画、水彩画などの種類があり、作品の印象はそれぞれ大きく異なりますので、そこはぜひ新郎新婦の好みによって選ぶのがよいと思います。
3つ目のPC制作が私が制作している似顔絵ウェルカムボードに近いです。宣伝にもある通り、スマホやデジカメでは顔認証も通ってしまうくらい精巧です(笑)
このように、ショップや制作者によって似顔絵の書き方は様々で、好みの作風を選ぶのが良いと思います。
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『おもしろい』『楽しい』は大切な要素
見てくれる人が『これはおもしろい!』『楽しいなぁ!』と思ってくれるかどうかは、作品選びの大切な要素だと思います。
私の場合、新郎新婦様からオーダーをいただいた時には『こうすると面白い、楽しい作品になりますよ!』といつも提案をさせていただいています。もちろんお二人の希望や感性が最優先ですが、個人の似顔絵作家に制作を依頼する場合はそういったアドバイスに耳を傾けるのもありだと思います。
私たち個人の似顔絵作家は全身全霊をかけて一つの作品を作りあげる方が多く、その目的は新郎新婦が喜ぶことはもちろん、自分の作品を見てゲストの方たちのびっくりして楽しんでくれることを想像しながら作品を作り上げます。
映画、ドラマ、漫画などのパロディー似顔絵ウェルカムボード
おもしろい、楽しい似顔絵ウェルカムボードの代表として、映画やドラマ、漫画などのパロディー似顔絵ウェルカムボードがあります。正直なところ、以前はいろいろな似顔絵作家さんが制作されていましたが、著作権などの問題で制作してくれる作家は減少傾向にあります。著作権に抵触しない範囲内で制作を請け負ってくれる場合もあるので、ご希望の場合は探してみるのもありだと思います。
似顔絵サンクスボードは似顔絵ウェルカムボードとセットで注文できる
ご両親などへの似顔絵サンクスボードをセットで注文できるショップもあります。披露宴の最後でご両親に贈呈するギフトに似顔絵サンクスボードを選ばれる方も多いので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。似顔絵ウェルカムボードとセットでご注文される場合は価格もお得になり、節約にもつながります。
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似顔絵サンクスボードには、例えばご両親への感謝のポエムも入れてくれるショップもあります。
サンクスボードについては、↓のページで詳しく紹介しています。
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“オリジナル制作”“オーダーメイド制作”の注意点
似顔絵ウェルカムボード業者のHPを見ると、『オリジナル制作対応』『オーダーメイド可能』というキャッチフレーズを見かけます。ですが『オリジナル』『オーダーメイド』という言葉に決まった内容があるわけではなく、業者によって対応が分かれます。
そして私の知る限り、本当の意味でのオリジナル(フル・オーダーメイド)似顔絵ウェルカムボードを制作してくれる業者は、決して多くはありません。
“何が”オリジナルか、“どこを”オーダーメイドしたいかが大切
オリジナル制作対応を謳っているショップの多くは、『どこが』オリジナル制作可能なのかを限定している場合がほとんどで、レイアウトはテンプレート、部位(衣装、小物、ペットなどの追加)を希望のものに描きかえる、そしてテンプレートの組み合わせが可能なことを『オリジナル制作』としている場合が大半です。
↓は、当サイト管理者が調べた、そして実際に私自身が設定していたオリジナル制作対応箇所とオプション料金のおおまかな料金設定となります。
サイズ | A4サイズを基本にしてA4→B4→A3→B3→A2の順に大きくなりますが、マット紙の有無で実際の表示サイズは異なります |
---|---|
オリジナルレイアウト | ほとんどのショップが未対応 |
オリジナル背景 | 5,000円~10,000円ほど |
オリジナル衣装 | 3,000円~5,000円ほど |
オリジナルポーズ | 3,000円~ |
追加イラスト:人物 | 3,000円~5,000円 |
追加イラスト:乗り物 | 3,000円~5,000円 |
追加イラスト:ペット | 2,000円~5,000円 |
オリジナルレイアウト=フルオーダーメイドの似顔絵ウェルカムボード制作業者を探す
物やペット、車を希望のものにオーダーしても、ほとんどの場合は決まったレイアウトになります。人物は基本立ち位置での配置(右、左など)、ペットなら抱っこ、車なら乗っているか前に立っているかなど、あらかじめテンプレートが決まっているのです。
もし『世界に1つのオリジナル作品を注文したい!』と思うのなら、『フルオーダーメイド』対応の業者を探さなくてはいけません。
それともう一つ理解していただきたいことがあります。フルオーダーメイドの似顔絵ウェルカムボードは、紛れもなく世界に一つの『絵画作品』です。製作期間も長くなり、その作品を作るのに多くの時間を要します。それでも請け負ってくれる業者や個人に『もっと安くしてください』というのは無理があると思います。実際私が携わった制作で最も長くなったのは1か月以上で、それを2万円で請け負ってはこちらの生活が成り立ちません。
フルオーダーメイドのウェルカムボードは世界に一つの絵画作品という意識を持っていただき、サイズに関わらず、それを制作してもらうためには場合によっては10万円以上かかるとしても、それだけの仕事を似顔絵師が行っているということを理解していただけると嬉しく思います。
フル・オーダーメイドの似顔絵ウェルカムボード制作対応業者を見つけたら
過去作品は必ずチェック
低価格でフル・オーダーメイド制作に対応しているショップも実際にあります。同業者として、とても感心すると同時に頭が下がる思いです。それらのショップについては、WEBサイトに掲載されている過去の作品例を見れば一目瞭然ですので、過去作品は必ずチェックしてみましょう。
製作期間を確認
制作期間についてですが、ご注文を希望される方は、納期までに余裕を持ちましょう。修正確認の時間を含めれば制作期間は1か月は見ておいた方が賢明です。せっかく受け付けてくれる業者が見つかっても、ご挙式まで1か月をきっている場合はオリジナル作品の注文が難しくなる場合があります。
問い合わせてショップの健全性を確認
ショップに実際に問い合わせてみましょう。そこで返信が無ければ、その業者はそもそも健全な経営をしていないか、あなたの希望する作品を作る気がないかのどちらかです。
また、オリジナル作品をご希望の方はすでに完成イメージを持っている場合が多いと思いますので、『衣装・ポーズはこんな感じで・・・』と業者に伝えらえるように、ネットなどで画像を探しておくのがベストです。この作業は、あなたのイメージを膨らませてくれるのにも役立ちます。
具体的なイメージはないけれど、テンプレートではなくフル・オーダーメイド制作のウェルカムボードが欲しい方は、やはり事前に業者に問い合わせてみましょう。
『一緒に考えてみましょう!』と快く引き受けてくれる業者もいますし、業者の親切度もわかりますのでまずは気軽に問い合わせてみることをオススメいたします。